FTPでダウンロードしたデータをEC2にアップしよう。
しかし、EC2側はまだFTPでデータを受け付けられる状態になっていない。
仕方ない、設定だ。
①vsftpdをインストールしよう。
vsftpdとは何ぞ?と思うが、FTPを使うためのソフトと思って欲しい。よく見るとFTPの文字が隠れている。
まず、TeraTermでEc2にアクセスする。
ec2-userユーザーではインストールなど重要な処理はできないので、
以下のコマンドで管理者権限に移動しよう。
$sudo su -
以下のコマンドでvsftpdをインストールできる。
#yum -y install vsftpd
ダララとインストールが始まるので確認しよう。
②設定ファイル(vsftpd.conf)を修正しよう。
/etc/vsftpd/以下にvsftpd.confが作成されるので、修正する。
その前に万が一に備えて、以下のコマンドでバックアップを取っておこう。
#cp /etc/vsftpd/vsftpd.conf /etc/vsftpd/vsftpd.conf.copy
いよいよ修正だ。
以下のコマンドで修正しよう。
#vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
修正事項は以下の通りだ。
43行目周辺#connect_from_port_20=YESをconnect_from_port_20=NOに変更98行目周辺#chroot_local_user=YES#chroot_list_enable=YESをchroot_local_user=YESchroot_list_enable=YESに変更。---100行目周辺#chroot_list_file=/etc/vsftpd/chroot_list をchroot_list_file=/etc/vsftpd/に変更chroot_list ---121行目周辺tcp_wrappers=YESをtcp_wrappers=NOに変更---一番最後に以下を追記use_localtime=YESforce_dot_files=YESpasv_min_port=60000pasv_max_port=60010---
viのコマンドは面倒だが覚えるしかなさそうだ。
/(スラッシュ)文字列で文字列検索ができるので、それを使うと該当の場所に移動しやすいぞ。
③chroot_listをつくろう。
先ほどのvsftpd.confの修正でchroot_listで除外対象ユーザーを管理することに決まったらしい。しかし、そんなファイルは無いので、以下のコマンドでつくろう。
#vi /etc/vsftpd/chroot_list
④FTPのためのユーザーをつくろう。
以下のコマンドでFTPでアクセスするためのユーザーをつくり、パスワードを設定しよう。#adduser 好きなユーザー名 #passwd 好きなユーザー名passwdコマンドの後に2回パスワード入力する必要がある。
⑤vsftpdサービスを開始しよう。
以下のコマンドでvsftpdサービスを開始しよう。ついでに毎回起動した時に自動的にサービス開始状態になるよう2つめのコマンドも実行しよう。
#service vsftpd start #chkconfig vsftpd on
お疲れ様!!
次はEC2側の設定だ。
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